








SOLD OUT
サウンドバムCD vol.1
Traveling with Sounds
トラベリング・ウィズ・サウンズ 2002年10月発表
トラックリスト
01. フィジー諸島
02. アラスカ、フェアバンクス
03. メキシコ、バハカリフォルニア
04. マレーシア、タマンネガラ
05. ポルトガル、リスボン
06. 台湾
07. カナダ、ハンソン島
08. 極東ロシア、ビキン
09. キューバ
10. ハワイ島
・オーディオCD
・ライナーノーツ/冊子(12ページ)
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サウンドバムは「音の旅」のプロジェクト。
1999年から年に何回か、参加者を募って世界各地へ、旅に出かけてきました。
街角や森の一角に腰をおろして、レコーダー(録音機)を回しはじめると、前から聴こえていたのに、気づかずにいた、さまざまな音が聴こえてきます。
木の梢を鳴らしてゆく風、話し声のように交わされる車のクラクション、市場の物売り、お母さんが子どもを呼ぶ声、枝を渡る小さな鳥、遠くで鳴りはじめた雷の音…。
音を録っている間、私たちの耳はどんどん大きくなってゆきます。
世界は音に満ちていて、そのひとつひとつの先には生命がある。
01. フィジー諸島
最初の旅先はフィジー。カヤックで島に渡り、いくつかの村に滞在。食事をつくりに来たおばさんが、片付けを終えてから、歌を聞かせてくれました。
02. アラスカ、フェアバンクス
「オーロラの音」を聴きに冬のアラスカへ。毎晩星空とオーロラを見あげながら、雪原に遠く響く、ワタリガラスや遠いオオカミ(?)の声に耳を。
03. メキシコ、バハカリフォルニア
メキシコのバハ半島へ。人のいない砂州で数日間のテント泊。枕元で聴こえるのは、砂の流れや水鳥の鳴き声。水中マイクを海に沈めて、子育て中のクジラたちの声を聴いたり。
04. マレーシア、タマンネガラ
音は環境の豊かさをそのまま反映しています。では、すごく生き物が多い世界、たとえばジャングルはどんな音に満ちているだろう?
最古の森のひとつ、マレーシアのタマンネガラ国立公園へ。森の生物は昼と夜で交代。音も総入れ替えです。笑うように鳴いている鳥は、ホーンビル。
05. ポルトガル、リスボン
人々の暮らしの音を聴きに、リスボンへ。石畳の街路に響く子供たちの声、鳥、バイク。都会には人間という自然がある。このあと旅の一行は、車体を軋ませて走る市電に乗り、さらに旅をつづけます。
06. 台湾
阿里山の宿を暗いうちに出て、ご来光目当ての観光客で満席の登山列車に。台湾の自然は、中米コスタリカにも肩を並べる多様な生物種で有名です。
07. カナダ、ハンソン島
カナダ西海岸のオルカラボでは、ポール・スポング博士とその仲間達が水中マイクの音でオルカ(シャチ)を観察中。
08. 極東ロシア、ビキン
北海道の横に広がる、世界最大の森林地帯タイガ。ウデゲ族の猟師のガイドでビキン川流域を歩き、彼らの村へ。
09. キューバ
到着の夜、ハバナの街に出かけると、広告のネオンサインがほとんど見あたらない。そして街のそこかしこに、音楽があります。
10. ハワイ島
ロッジの中庭でウクレレを鳴らしていると、鳥がさえずり、風が木のこずえをなでていきました。ハワイの音楽が屋外で生まれ、育ったことがよくわかります。この楽器の音は、自然の音と一緒に鳴っているのが心地いい。
ある家のホームパーティーへ。若い主人と親戚のおじさん二名が演奏を始めると、娘さんやお母さん達がつぎつぎに素晴らしいフラを踊ってくれた。この島では家族の音楽を軸にして、文化が受け継がれています。
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その筋で有名な、タワーレコード渋谷店・5階のバイヤー氏にも絶賛をいただいた、僕らも大好きな一枚。
ありのままの世界の豊かさを、お楽しみください。:-)
Travel Recording:岡田晴夫、西村佳哲
Editing:岡田晴夫
Writing:西村佳哲
Design:西村たりほ
Produce:Living World
*週末・休日は発送を行っておりません。お急ぎの場合はご注文ページの「備考」欄でお伝えください。